LOAD

サブケース情報エントリ LOADコマンドを使用すると、特定のサブケースに適用されている荷重セットを選択できます。

重要: 陰解法および陽解法で有効

フォーマット

LOAD = option

定義

引数 オプション 説明
option <SID>

デフォルト値はありません。

SID
LOADバルクデータエントリのセットID。このSIDLOADバルクデータエントリが存在しない場合は、FORCEFORCE1MOMENTMOMENT1PLOADPLOAD1PLOAD2PLOAD4GRAVRFORCEACCELACCEL1ACCEL2、およびSPCDバルクデータエントリのセットID。

コメント

  1. 1つのサブケースで指定できるLOADエントリは1つだけです。
  2. METHODエントリとLOADエントリを同じサブケース定義で指定することはできません。
  3. LOADサブケース情報エントリが参照するSIDが、LOADバルクデータエントリに対して定義されているSIDと一致する場合、このエントリの情報のみが選択されます。
  4. 解析タイプによって、LOADADD / LOADは次のように解釈されます:
    解析タイプ
    適用方法
    陰解法(静 / 過渡)解析
    • 力と強制運動(SPCD)の両方がランプアップ関数として適用されます。すなわち、荷重の100%が、サブケースの終了時にのみ適用されます。
    陽解法動解析
    • 力はステップ関数として適用されます。すなわち、荷重の100%が、サブケースの開始時に適用されます。
    • 強制運動(SPCD)はランプアップ関数として適用されます。すなわち、荷重の100%が、サブケースの終了時にのみ適用されます。