起動ディレクトリ
起動ディレクトリは、アプリケーションの起動元となる場所です。
このディレクトリは、特定の設定ファイルがデフォルトで書き込まれる場所であり、カスタマイズファイルが検索される場所でもあります。ファイルブラウザは、デフォルトのファイル参照場所としてもこのディレクトリを使用します。このディレクトリは、“現在の作業ディレクトリ”と見なすことができます。
このディレクトリは変更することができ、これにより、これらのファイルの書き込み先や読み取り元の場所を変更できます。これにより、さまざまなプロジェクトやユースケースごとに異なる設定を異なるディレクトリに保存できます。
Windowsにおいて、アプリケーションのデフォルトの起動ディレクトリはMy Documentsディレクトリです。このディレクトリは、Startupダイアログから直接変更するか、アプリケーションの実行ファイルまたはショートカットでStart in欄を編集することで変更できます。
Linuxでは、起動ディレクトリは、このアプリケーションの起動スクリプトの実行元ディレクトリにより定義されます。
Windows上の起動ディレクトリの変更
注: アプリケーションのプロパティで起動ディレクトリを変更した場合は、その起動ディレクトリがStartupダイアログで最後に保存したパスより優先されます。
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以下のいずれかを行います:
- StartメニューのAltair <Version>グループから、該当するアプリケーションアイコンを探して右クリックします。
- 実行ファイルを探して右クリックします(例: <altair_home>\hwdektop\hwx\bin\<platform>\hwx.exe)。
- Propertiesを選択します。
- ダイアログで、Shortcutタブを選択します。
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Start in欄に、アプリケーションの実行場所となるディレクトリのパスを入力します。
このディレクトリが起動ディレクトリになります。
- OKをクリックします。
- アプリケーションの起動の項の説明に従ってアプリケーションを起動します。
Linux上の起動ディレクトリの変更
- cdコマンドを使用して、アプリケーションの実行場所となるディレクトリを開きます。
- アプリケーションの起動の項の説明に従ってアプリケーションを起動します。