定義

既存のカーブを編集したり、現在のプロットに新規カーブを追加したりします。

リボンからDefineツールをクリックします。
1.


また、Defineダイアログでは、プログラムのExpression Builderへアクセスすることもできます。

カーブの作成と定義

カーブを編集するにはまず、カーブをカーブリストから選択するか、ウィンドウからピックする必要があります。

位相、大きさおよび周波数ベクトルは、Defineダイアログの上部に表示されます。ベクトルのデータソースは、テキスト欄に表示されます。そのベクトルを編集する目的で選択するには、FrequencyPhase、またはMagnitudeベクトルラジオボタンをクリック、または対応するテキストボックスをクリックします。

2. Define Curvesダイアログ(Frequency、PhaseおよびMagnitudeベクトル、Phase/Magnitudeフォーマット)


3. Define Curvesダイアログ(Frequency、RealおよびImaginaryベクトル、Real/Imaginaryフォーマット)


新しいデータは、ソースファイルより選択、プログラムのExpression Builderを使って数学的に定義、あるいは値を入力します。どのソースを選択するかによって、Define Curvesダイアログは変化します。

カーブリスト

カーブリストには、アクティブウィンドウ内のカーブすべての名前が表示されます。カーブは、カーブリストコントロールを使用して、名称変更、追加、カット、コピー、ペーストすることができます。

カーブはそれぞれその表示をオンまたはオフにすることができます。カーブの表示をオフに切り替えるには、リストからカーブを選択するか、或いは、ウィンドウからカーブをピックし、カーブリストの上のカーブ名の横にあるチェックボックスを非アクティブにします。一旦表示をオフにしたカーブをオンに戻すには、チェックボックスをアクティブにします。

アクティブウィンドウについてカーブリストをコントロールするには、Cut、Copy、Paste、Add P/M、Add R/Iボタンを使用します。カーブは、別のウィンドウにコピー、ペーストすることができます。また、リストへのカーブの追加と削除も可能です。

カーブリストの操作について詳細は、定義トピックのカーブリストの項をご参照ください。

カーブの参照

数式では、同一セッション内の任意のカーブまたはベクトルを参照することができます。カーブベクトルの参照は、マウスでカーブをピックするか、或いは、次のシンタックスを使用して定義します:

pmwnco.vector

ここで、

mはカーブが置かれているページの番号

nはカーブを含むウィンドウの番号

oはウィンドウ内のカーブの番号

複素および極プロットカーブについて大きさと位相を参照する場合、vectorはYMYPまたは"f"です。

複素および極プロットカーブについて大きさと位相を参照する場合、vectorはYRYIまたは"f"です。

例えば、p2w1c3.ymは、2番目のページ(p2)の最初のウィンドウ(w1)内の3番目のカーブ(c3)のY大きさベクトル(.y)を意味します。

参照されたカーブが編集または更新される際、そのカーブを参照するカーブ群もまた更新されます。

Curvesダイアログでは、セッション内の特定のページ上のカーブ群を確認することができます。

データソース

ベクトルは、位相、大きさおよび周波数ベクトルで構成されます。ベクトルはデータファイルから読み出し、数式で定義、または、値として入力することが可能です。カーブのベクトルは、同じソースのものである必要はありません。例えば、カーブの位相と大きさのデータソースをASCIIファイルとし、同じカーブの周波数ベクトルのソースを0:100:1等の数式で定義することが可能です。

データソースとしてのファイル
データソースとしてFileが選択されている場合、ベクトルのデータファイルを選択できます。
4.


データソースとしての数式
ソースとしてMathが選択されている場合Expression Builder(数値処理機能)が表示され、そこで、ベクトルを数学的に定義することができます。
5.


データソースとしての値
ソースとしてValuesが選択された場合、テーブルが表示され、そこに、データポイントの値を直接入力することができます。
6.


データポイント値は値入力のテーブルに、カット、コピー、ペーストまたは挿入することができます。