スケッチの単位系
すべてのスケッチデータとパラメータエンティティは、現在の単位系に従って処理されます。すべての寸法値、変数マネージャー値、およびラインの長さ、円の半径、または点の位置のようなスケッチエンティティデータは、現在の単位系にしたがって追加されます。
デフォルトの単位系がMMKS (mm kg N s)です。スケッチデータを含む以前のHMファイルを開く、またはインポートすると、このデフォルトの単位系で解釈されます。単位系は
で変更できます。注:
- 開く/セッションにCADデータをインポートする場合、スケッチ単位で設定されている単位をターゲットとして選択する必要があります。
- スケッチの単位系が変更されると、セッションに存在するすべてのスケッチとパラメータデータは、リアライズされたラインやサーフェスを含め、単位系の値に基づいてスケーリングされます。
- スケッチ中は単位を変更できません。
データをスケーリングするかしないかのプリファレンス設定に基づき、スケッチデータを変更します。この設定は、
で行います。スケッチデータのスケールオプションは、古いバージョンのファイル、特に単位がない場合に便利です。以前は単位なしの数値を使用していました。ここで、Scale sketch dataオプションを選択することで、モデルを拡大縮小することなく単位を変更することができます(例えば、mmをcmsに、cmsをmmsに)。
注: 2つのモデルが別々の単位系で構成されている場合は、推奨されませんし、混合単位系のモデルのインポートもサポートされません。このような場合、別々のHyperMeshセッションでモデルを共通の単位にし、単位を統一し、ファイルを保存してから、これらのモデルをインポートする必要があります。
グリッド間隔
グリッド間隔は、指定された値と選択された単位系から解釈されます。
HyperMesh グリッド間隔は5段階から選択可能です。これは、 で設定できます。特定のグリッドのデフォルトの間隔を変更するには、テキストボックスに値を入力します。メートルおよびヤードポンド単位系のグリッド間隔は別々に管理されます。