Applus IDIADA Proving Ground
IDIADA HQ(スペイン)にある物理的な性能試験場の仮想表現をAltair Partner Alliance(APA)を介してMotionSolveシミュレーション内の路面モデルとして使用できます。
IDIADA Spain Virtual Proving Ground(ISVPG)の統合は、路面入力の適切な表現を使用することによって相関アクティビティをサポートしながら、実際の表面の肉眼で見える不均一性や不規則性のすべてを再現する高解像度でスキャンされたApplus IDIADAの性能試験場の最も重要な表面を用意することによって開発アクティビティをサポートします。路面トラックの詳細については、https://www.applusidiada.com/global/en/what-we-do/service-sheet/test-tracksをご参照ください。

Applus IDIADA Roadの使用方法
Altair Marketplaceにアクセスし、Applus IDIADA Road Packages (https://www.altair.com/isvpg/)をダウンロードしてください。
この路面パッケージには、4つのファイル(.csv、.crge、.mdl、および.h3d)が含まれています:
- .crge: 暗号化された.crgファイルで路面を表します。
- .csv: MotionViewイベントで使用される道路中心線が含まれています。
- .mdlと.h3d: MotionViewで可視化され、HyperViewでポスト処理されるグラフィックシステムと路面グラフィックスを表します。
注: 路面ファイルは、スキャンされた路面の高解像度の定義です。路面グラフィックスを表現する.h3dは、ファイルサイズを削減するため、粗く細分化されたメッシュを持ち、スキャンされた路面と同じレベルの細かさはありません。
1.路面ファイルのモデルへの追加
.crge路面は、AutoTireパネルとEvent Editorの.crgとして機能します。
- AutoTireパネルでは、Road Property Fileで、.crgeを参照して選択します。
図 2.
Event Editorダイアログでは、Road selectionで、Road Fileを選択します。図 3.
2.路面グラフィックスのインポート
- Modelを選択し、Import/Exportオプションを使用して路面パッケージの.mdlをシステムとしてインポートします。
図 4.
路面のグラフィックス情報が格納された.h3dを含む路面グラフィックシステムが作成されます。図 5.
3.道路中心線の使用
- MotionViewのイベントで路面のセンターラインを使用するには、3D Cartesian 曲線エンティティを作成して、パッケージから.csvファイルを選択します。
図 6.
- RoadCourseDriveイベントで、Curveコレクターを使用してPath profileの下で作成したカーブを選択します。
図 7.