Autobox

Autoboxは、パートまたはサブシステムに対してトポロジー最適化を実行できるように、ボクセル設計空間を作成します。

さらに、ハードポイントの位置を管理し、接続する機能もあります。

1.


このワークフローでは、RBE3接続トレランスとともにボクセル設計空間サイズを指定する必要があります。定義後、最初の入力対象は、コンポーネント、パート、要素になります。選択が完了すると、境界ボックスがプレビューされます。境界ボックスのプレビューは、設計空間が作成される場所を示します。

境界ボックスは、位置の移動、サイズの変更が可能です。最後のオプションは、境界ボックスをグローバルに配置するか、または主軸に整列させて配置するために使うことができます。どちらに設定するかは入力に依存します。

2.


Connect Allが有効な場合、個々のハードポイントは考慮されず、設計空間全体がRBE3を介して最初に選択された入力に接続されます。

3.


Connect Allが有効でない場合、ハードポイントとして定義された個々の節点を選択することが可能で、RBE3の接続性はローカルの周辺要素に接続されます。接続要素の列の数を制御できます。デフォルトは2列です。図 4では、5つの穴のハードポイント位置がすべて選択されています。

4.


作成時に、設計変数(DTPL)とPSOLIDプロパティとともにボクセル設計空間が作成されます。応答、目的関数、制約が定義されると、トポロジー最適化を実行できます。

Autoboxは、設計空間を素早く定義する機能を提供し、バリエーション探索やより詳細な最適化検討を容易にします。例として、 図 5に示す3つのバリエーションがあります:
  • 左:完全な設計空間、対称なソリッド
  • 中央:手動で縮小された設計空間、対称なソリッド
  • 右:完全な設計空間、対称なスタンプ板厚
5.