疲労解析のリスタート計算
疲労解析のリスタート計算は、線形静解析結果、局所モデル結果、およびランダム応答結果から可能です。
線形静解析結果からの疲労リスタート計算
線形静解析の結果を含む.h3dファイルは、ダミーの線形静的サブケースにインポートできます。その後の疲労解析サブケースを使用して、インポートした線形静解析結果に基づいて疲労解析を実行できます。下の例はセットアップを示しています。
ASSIGN,H3DRES,10,linear_static.h3d
SUBCASE 1
ANALYSIS=STATIC
IMPORT(SUB=1)=10
SUBCASE 21
FATDEF = 100
FATPARM = 252
FATSEQ = 401
BEGIN BULK
FATSEQ,401
+,501,1
FATEVNT,501,601
FATLOAD,601,701,1,1.000,5.00,0.0
局所モデル結果からの疲労リスタート計算
(インポートされた全体モデル.h3dのサブモデリング)
全体モデル(サブモデリング)の結果を含む.h3dファイルは、マッピング用のMオプションを指定したSPC/SPCDにより、対応する全体-局所インターフェースセットアップを含むダミーの局所解析静的サブケースにインポートできます。詳細については、グローバル-ローカル解析(サブモデリング)ユーザーズガイドをご参照ください。その後の疲労解析サブケースを使用して、局所モデルから得られた結果に基づいて疲労解析を実行できます。下の例はセットアップを示しています。
ASSIGN,H3DRES,10,global.h3d
SUBCASE 1
SPC=11
IMPORT(SUB=1)=10
SUBCASE 21
FATDEF = 100
FATPARM = 252
FATSEQ = 401
BEGIN BULK
FATSEQ,401
+,501,1
FATEVNT,501,601
FATLOAD,601,701,1,1.000,5.00,0.0
SPC,11,1,123,M
+,GSET
SPC,11,2,123,M
+,GSET
ランダム応答結果からの疲労リスタート計算
(FRF解析結果から得られた.h3dからリスタート計算)
周波数応答解析の結果を含む.h3dファイルは、ランダム応答サブケースにインポートできます。その後の疲労解析サブケースを使用して、ランダム応答解析結果に基づいて疲労解析を実行できます。下の例はセットアップを示しています。
ASSIGN,H3DRES,10,frf.h3d
SUBCASE 1
ANALYSIS=MFREQ
IMPORT(SUB=1)=10
SUBCASE 2
ANALYSIS=RANDOM
RANDOM = 100
SUBCASE 9
LABEL fatigue
ANALYSIS FATIGUE
FATDEF = 13
FATPARM = 15
FATSEQ = 23
Begin bulk
FATSEQ,23
+,24,1
FATEVNT,24,22
FATLOAD,22,,2