式出力の定義
式ベースの出力は、ソルバー実行時の関数による出力を作成するために使用することができます。MotionSolveやADAMSなどのソルバーには、解析中の様々な出力を追跡する関数がいくつか用意されています。
- Result Typeドロップダウンメニューから、式ベースの出力リクエストを作成するためにExpressionsを選択します。
-
テキストボックス内(F2、F3、F4、F6、F7、F8)をクリックして、結果ファイルに出力したい式を入力します。
ヒント: Expression Builderを使用し、目的のテキストボックス内部をクリックして、パネル上部の3つのボタンから
を選択することにより、複雑な式を作成します。Expression Builderでは、モデルでソルバー関数のすべてのデータメンバーにアクセスできるとともに、HyperGraphで数多くの数学関数および信号処理関数を使用できます。詳細については、Expression Builderの使用をご参照ください。
MotionViewエンティティデータメンバーを使用して、エンティティおよび測定される出力とのパラメトリックな関係を管理します。
たとえば、
`DX({b_ball.cm.id})
という式では、ボディb_ball
における、ユーザーが指定したCM マーカー(ユーザーが指定したcg点にMotionViewによって作成される暗黙のマーカー)のid
が使われます。 - オプション:
F2、F3…出力チャネルに名前と単位を独自に指定するには、Define custom names and unitsチェックボックスを選択します。
- 名前と単位を入力するために、追加の列(Cnames と Cunits)が利用可能です。
- 指定した名前と単位は、HyperGraphで結果をプロットする際に、チャンネルのコンポーネント名として表示されます。