spotweld
Model Verificationのスポット溶接チェック機能のデフォルトを指定します。
General Settings
- angle
- FEのフェイスのフィーチャー角度。
- Slide-number
- PowerPointファイルの右上に表示される開始番号。
図 1.
- input
- 入力ファイルパス用の初期ディレクトリ。
- output
- レポート出力パス用の初期ディレクトリ。
- action
- 実行するユーザーアクションタイプ。
- Check
- レポートなしで交差チェックのみが実行されます。
- Report
- 過去のチェックから、レポートのみが生成されます。
- 両方
- チェックとレポート生成が続けて実行されます。
- モード
- 実行タイプ用のデフォルトオプション。
- interactive
- チェックはフロントグラウンドHyperMeshセッションで実行されます。
- background
- チェックはバックグラウンドHyperMeshセッションで実行されます。自動再起動が実行されます。エラーが発生した場合は、エラーがブラウザに“Crash”キーワードとして表示されます。
- vip-format
- スペースまたは8桁区切りのフォーマット。
- resolveconflictingpid
- 5桁または7桁フォーマットの修正。
- realize-check
- チェック中に失敗したスポット溶接を無視します。
- allow-multiple-issues
- すべてのスポット溶接に対するすべてのチェック。同じ溶接上では問題が発生する可能性があります。
- extract-spot-cad
- CADポイント / ソリッドをスポット溶接ファイルに変換します。スポット溶接vipファイルのコピーがCADフォルダーに格納されます。
- extract-spot-cad-option
- ポイント / ソリッドエンティティをスポット溶接ファイルに変換します。
- realize-tolerance (tol)
- 同じ層または別の層の最も近いスポット、あるいは底面 / すべての重複の検索を可能にします。
図 2.
Closest
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- Tolerance (tol)
- 2つのスポット溶接間の距離がこのトレランス以下であれば、重複としてレポートされます。距離は、法線方向に投影させた後に計算されます。
図 3.
- checktypes
- 同じ層(同じ溶接プレート)または別の層の重複スポット溶接、あるいは底面 / すべての重複の検索を可能にします。
トレランスの検索半径を使用して検出されたスポット溶接が特定されます。
図 4.


Gap
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- min
- スポット位置と溶接プレート間の最小ギャップ。
図 5.
- max
- スポット位置と溶接プレート間で考慮される最大ギャップ。この値は、モデルから離れすぎている一部のスポット溶接を除外するために追加されます。
最も近いフランジからの最小距離と最大距離の間にあるスポット溶接が特定され、垂直距離がチェックされます。図 6.


Single-Layer
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
自己溶接スポット溶接が参考用として特定されます。リンクコンポーネント1とリンクコンポーネント2は同じです。図 7.


Multi-Layer
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- threshold
- 最大許容スポット溶接層。
層数がしきい値を上回っているスポット溶接が参考用として特定されます。スポットガンを使用するためには切り込みを入れる必要があります。図 8.


hm-issue
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
シートメタルパートから検索“トレランス”だけ離れているスポット溶接が特定され、パート欠落の問題がHyperMeshによって直接特定されます。図 9.

- Tol
- realize-tolerance (tol)

Parallel-flanges
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- angle
- スポット位置にある2つのプレート間の最大角度。
図 10.
- max-gap
- スポット位置にある2つのプレート間の最大物理ギャップ。
スポット溶接位置で平行でないフランジが特定されます。2つのシートメタルパート間の角度がこの角度値を上回っており、ギャップ値も上回っている場合に、それらが特定されます。図 11.


Incorrect-Location
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- min-distance (min)
- フィーチャーラインからスポット位置までの許容最小距離。
図 12.
スポット溶接と最も近いフィーチャーエッジ間の距離がトレランス値を上回っている場合に、問題と特定されます。トレランスは、スポットガンの“半径+ギャップ”を表します。図 13.


Few-Connections
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- Proximity (a)
- フランジ上でスポット溶接をリアライズするための検索トレランス。これはグローバルピッチです。
- pitch-spacing (b)
- フランジ上でスポット溶接を作成するための平均ピッチ間隔。
- pitch-offset (c)
- フランジの両側の終端オフセット距離。
- pitch-edge-distance (d)
- フランジのエッジからのオフセット距離。
- search tolerance (e)
- 上記パラメータから作成された既存のコネクターから仮想コネクターを検索するためのトレランス。
- hole-diameter (f)
- 最も近いボルト穴を見つけて問題の検出を回避するための検索トレランス。
図 14.
上記パラメータを使用した仮想スポット(VS)溶接の作成。各仮想コネクター(VC)に対して、“search tolerance”値を使用して最も近い既存のスポット溶接(青色)を検索し、青色のスポット溶接が見つからなかった場合、位置(黄色)を特定します。図 15.


Flange-gap
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- limit
- 平均コンポーネント板厚値に対する、コネクター上のフランジ間の最短ギャップの+/-比率。偏差のパーセンテージでもあります。
図 16.
コンポーネントの平均板厚に対するフランジギャップのこの比率がトレランス値と比較されます。差が上限値以下の場合は、問題と特定されます。 図 17.

注: 板厚が存在しない場合やオフセットが実行されない場合、エラーはレポートされません。

交差
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- spot-layers
- このチェックで考慮される層の最大数。
図 18.
スポット上での交差がリアライズされるFEデータがここで検出されるか、2層から3層または3層から4層に変換可能な溶接が特定されます。図 19.


Fillets
- Fillet identification angle
-
図 20.
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- fillet-connelem-tol
- コネクターに最も近いフィレットエッジを検索するための検索トレランス。
図 21.
最も近いフィーチャーからのスポット溶接位置がfillet-connelem-tol距離を下回っている場合は、ここでラインが特定されます。図 22.


Reflect
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- reflect-plane
- リアライズのためにスポット溶接が反転され、再度チェックされるモデルの対称面。
図 23.
- origin
- 原点値。(XY平面では、原点が一定のZ値になります)
失敗したスポット溶接は、対称面で反転され、再リアライズされます。リアライズが成功すると、問題として特定されます。
サーフェスオフセットが実行されず、反転位置に別のスポット溶接が存在した場合は、問題が無視されます。図 24.


surrounding
- do-check
- チェックをオフまたはオンにします。
- spot-layers
- このチェックで考慮される層の最大数。
図 25.
スポット上での交差がリアライズされるFEデータがここで検出されるか、2層から3層または3層から4層に変換可能な溶接が特定されます。図 26.

