CORD1R

バルクデータエントリ 3つの節点を使用して直交座標系を定義します。1つ目の点は原点、2つ目はZ軸上の点、3つ目はX-Z平面上の点です。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
CORD1R CID G1 G2 G3 CID G1 G2 G3

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
CORD1R 3 16 32 19

定義

フィールド 内容 SI単位の例
CID 一意的な座標系の識別。
整数
この座標系の識別番号を指定します。
<文字列>
この座標系のユーザー定義の文字列ラベルを指定します。 7

(整数 > 0または<文字列>)

G1, G2, G3 座標系を一意的に定義するために使用されるポイントの節点識別番号。図 1)。

(整数 > 0。G1G2G3

1. 節点G1、G2、およびG3を使用した直交座標系(CID)の定義


コメント

  1. エントリCORD1RCORD1CCORD1SCORD2RCORD2CCORD2SCORD3R、およびCORD4Rのすべての座標系識別番号は、すべて固有の番号にする必要があります。
  2. CIDGIDが同じで、座標がPARAM,DUPTOLで設定された値の範囲内にある場合、同じ識別番号が許されます。詳細については、バルクデータのガイドラインをご参照ください。
  3. G1G2、およびG3の3点は同一線上に配置しないでください。同一線上にないかどうかは、形状プロセッサーでチェックされます。
  4. この直交座標系の節点(P)の場所は(X, Y, Z)で指定します。図 1をご参照ください。
  5. Pでの変位座標方向は、(UxUyUz)です。図 1をご参照ください。
  6. 1つのエントリ上には最大2つの座標系が定義できます。
  7. 文字列のラベルを使用すると、他のカードによって参照されている場合などに座標系を視覚的に識別しやすくなります。現在のところ、文字列IDを設定した座標系はJOINTG要素でのみ参照できます。詳細については、Bulk Data Input File内の文字列ラベルベースの入力ファイルをご参照ください。
  8. このカードは、HyperMeshでは系として表されます。