FrequencyInputs
周波数応答解析への励振入力を定義します。
周波数応答解析の入力は、振幅と位相を特徴とする周波数形式で提供されます。入力はボディに適用され、変位、速度、加速度、または力のタイプがあります。
FrequencyInputの作成 / 編集
FrequencyInputを作成するには:
- モデルブラウザで、エンティティの追加先とするシステムを選択します。
-
Modelリボンから FrequencyInputsアイコン
をクリックします。
FrequencyInputを作成 / 編集するためのガイドバーが表示されます。 -
モデリングウィンドウでボディグラフィックをクリックするか、アドバンストセレクター
を使用して、入力が適用されるBodyを解決します。
-
次のいずれかの方法でOrigin(入力が適用される位置)を解決します。
- モデリングウィンドウで既存のポイントを選択します。
- CADGraphicの位置(エッジコーナー、中心、またはサーフェス中心)にカーソルを合わせてクリックします。この位置に新しいポイントが作成されます。
- Altキーを使用して、CADGraphicまたはFileGraphicのメッシュをハイライト表示します。節点にカーソルを合わせてクリックします。この位置に新しいポイントが作成されます。
-
アドバンストセレクター
を使用して既存ポイントを選択します。
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モデリングウィンドウでマーカーをクリックするか、アドバンストセレクター
を使用して、入力が適用される基準となる座標フレームであるReference Markerを解決します。
-
Createボタン
上のPlayボタン
をクリックしてエンティティを作成し、その向きを設定します。
エンティティは作成された時点で編集モードになり、プロパティを示すマイクロダイアログが、モデリングウィンドウのこのエンティティの近くに表示されます。
FrequencyInputを編集するには:
FrequencyInputは、次の2つの方法で編集できます。
- ガイドバーとマイクロダイアログを使用する場合:
- 編集するFrequencyInputを選択し、ModelリボンのFrequencyInputsアイコンをクリックします。FrequencyInputツールが編集モードになり、ガイドバーとマイクロダイアログが表示されます。
- ボディ参照と原点を変更するには、ガイドバーでコレクターをアクティブにして、モデリングウィンドウから選択するか、アドバンストセレクターを使用します。
- FrequencyInput Type、Amplitude、Phase Angleはマイクロダイアログで変更できます。FrequencyInput Typeオプションで、必要なFrequencyInputタイプを選択します。
注: 編集コンテキストで、編集対象として異なるFrequencyInputエンティティを選択するには、ガイドバーの左にあるSelect Existing FrequencyInput to editアイコンをクリックします。
- Entity Editorを使用する場合:
- モデルブラウザまたはモデリングウィンドウでFrequencyInputを選択します。そのプロパティがエンティティエディターにリストされて編集できるようになります。
プロパティ 概要 General Label エンティティの説明ラベル。 Varname エンティティの変数名。 ID 整数の識別子。 Active エンティティのアクティブ状態。TrueまたはFalseFalse の場合、エンティティは非アクティブです。 Body 周波数入力が適用されるボディ。 参照マーカー 周波数入力が適用されるポイントの位置。DOFs(下記を参照)にリストされているとおりに周波数入力が適用される基準となる座標参照フレームです。 Properties Type 入力のタイプ。使用できる選択肢はDISP、VEL、ACCEL、FORCEです。 Amplitude 周波数入力の振幅(Solver Unitsデータセットで設定された単位)。 Phase Angle Solver Unitsデータセットで設定された周波数入力の位相角。 DOFs 参照マーカーの座標フレームで周波数入力が適用される方向を示します。 Appearance Visible モデリングウィンドウ内のエンティティの表示を制御します。 Note and Tags Note 任意の説明文。 Attachment Candidates Systems/Assemblies/Analysesに添付可能な、エンティティのタグを追加します。