Modal Forces
Modal Forcesツールを使用すると、弾性体H3Dにモーダル形式で存在する弾性体に分散荷重を追加できます。
モーダル荷重の作成
- モデルブラウザで、モーダル荷重エンティティの追加先とするシステムを選択します。
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モデルブラウザ内のシステムを右クリックし、コンテキストメニューから を選択します。
またはモデルブラウザでmodal forceフォルダーを右クリックして、コンテキストメニューからAdd ModalForceを選択します。またはModelリボンで、Entitiesツールセット名の横の矢印をクリックし、Modal Forcesを選択します。Add ModalForceダイアログが表示されます。
- 荷重のラベルを指定します。
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荷重の変数名を指定します。
デフォルトで、MotionView内のエンティティの変数名は特定の規則に従います。例えば、すべてのモーダル荷重エンティティの変数名は“mfrc_”で始まります。これは、MotionViewでモデルを構築する場合に従う推奨規則であり、モデル編集やモデル操作において様々なメリットが得られます。
- OKをクリックしてウィンドウを閉じるか、Applyをクリックしてエンティティの作成を継続します。注: 分布荷重を弾性体に追加するには、その荷重をCMS弾性体の生成プロセス中に弾性体H3Dに追加する必要があります。フォースは、節点のセットに対する汎用のフォースにすることも、要素のセットまたは熱載荷に対する圧力荷重にすることもできます。
弾性体内でフォースが使用可能になると、Propertiesタブを使用して、時間またはソルバー関数式についてフォースをスケーリングすることができます。
モーダル荷重エンティティをモデルに追加すると、その荷重のパネルがパネル領域に自動的に表示されます。
モーダル荷重の編集
モーダル荷重の結合性の定義
Connectivityタブで、分布荷重を適用する弾性体を選択します。
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現時点でModal Forceパネルが表示されていない場合は、モデルブラウザまたはモデリングウィンドウで目的のモーダル荷重をクリックして選択します。
Modal Forceパネルが自動的に表示されます。
- FlexBodyコレクターをクリックして、分布荷重の適用先とする弾性体をモデリングウィンドウから選択するか、同じコレクターをダブルクリックしてモデルツリーを開きます(ここから目的のボディを選択できます)。
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ドロップダウンメニューから荷重タイプを選択します。
MotionSolveソルバーモードでは、この荷重は作用のみの荷重としての適用に制限されます。ADAMSソルバーモードでは、荷重を作用反作用として適用することもできます。この場合、剛体を反作用ボディとして指定するための追加のオプションが使用できます。
- 荷重タイプとしてAction Reactionを選択した場合は、RigidBodyコレクターをクリックし、モデリングウィンドウまたはモデルツリーから分布荷重の反作用ボディとして剛体を選択します。
モーダル荷重のプロパティの定義
Propertiesタブでは、弾性体H3Dで使用可能な荷重ケースを選択して、スケールファクターを適用できます。
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ドロップダウンメニューから、モーダル荷重をスケーリングする方法を選択します。
Linearを選択した場合は、一定のスケールを指定する実数を値の欄に入力します。Curveを選択した場合は、カーブの形式でスケールを定義します。Spline3Dを選択した場合は、3次元スプラインデータの形式で、2つの独立変数の関数としてスケールを定義します。Expressionを選択した場合は、ソルバー関数の形式でスケールを定義します。
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ドロップダウンメニューから荷重ケースを選択します。
このリストには、弾性体H3Dで使用可能な荷重ケースIDが含まれています。一般的に、荷重ケースIDは、弾性体の生成に使用した有限要素デック(OptiStructの場合は.fem)で指定したIDと一致します。
モーダル荷重に対するユーザー定義プロパティの使用
必要に応じ、User-Definedタブを使用してモーダル荷重を定義します。これにより、ユーザーサブルーチンを使用して荷重のプロパティを指定できます。
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ConnectivityタブでUser-defined
propertiesチェックボックスをクリックします。
Propertiesタブが除去されます。
- 新たに追加されたUser-Definedタブをクリックします。
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ユーザーサブルーチンを定義します。