Solver Variables
状態変数の代数式の作成に使用できるソルバー変数を作成するには、他のソルバー変数同様にVariablesツールを使用します。これらの変数は、ソルバー入力ファイルを介し、関数式で参照されます。
ソルバー変数の作成
- モデルブラウザで、ソルバー変数の追加先とするシステムを選択します。
-
モデルブラウザ内のシステムを右クリックし、コンテキストメニューから を選択します。
またはモデルブラウザで solver differential equationフォルダーを右クリックして、コンテキストメニューからAdd Solver Variableを選択します。またはModelリボンから Variablesアイコンをクリックします。Add Solver Variableダイアログが表示されます。
-
ソルバー変数のラベルを指定します。
このラベルはいつでも変更できます。
-
ソルバー変数の変数名を指定します。
デフォルトで、MotionView内のエンティティの変数名は特定の規則に従います。例えば、すべてのソルバー変数エンティティの変数名は“sv_”で始まります。これは、MotionViewでモデルを構築する場合に従う推奨規則であり、モデル編集やモデル操作において様々なメリットが得られます。
- OKをクリックしてウィンドウを閉じるか、Applyをクリックしてエンティティの作成を継続します。ソルバー変数エンティティをモデルに追加すると、パネル領域にその変数のパネルが自動的に表示されます。
ソルバー変数の編集
-
現時点でSolver Variablesパネルが表示されていない場合は、モデルブラウザまたはモデリングウィンドウで目的のソルバー変数をクリックして選択します。
Solver Variablesパネルが自動的に表示されます。
- Initial Conditionsチェックボックスをクリックして、テキストボックスに値を入力します。
- ソルバーの静解析および擬似静解析中はソルバー微分方程式の状態の変更が許可されていない場合、Static Holdを選択します。それ以外の場合は、このオプションの選択を解除します。
- Implicitチェックボックスをクリックして、微分方程式が陰解法タイプであるか陽解法タイプであるかを指定します。
-
Implicitチェックボックスをアクティブにした場合は、ドロップダウンメニューからAutoBalanceタイプを選択します。
Penaltyを選択した場合は、PenaltyテキストボックスとPenalty1テキストボックスに値を入力します。
- Typeドロップダウンメニューから適切なオプションを選択します。
-
選択内容に関連するプロパティを定義します。
Linearを選択した場合は、テキストボックスに値を入力します。Curveが選択された場合:Spline3Dが選択された場合:Expressionを選択した場合は式を入力します。
ソルバー変数に関するユーザー定義プロパティの使用
必要に応じ、User-Definedタブを使用してソルバー変数を定義します。これにより、ユーザーサブルーチンを使用してソルバー変数のプロパティを指定できます。
- PropertiesタブでUser-defined propertiesチェックボックスをクリックします。
- 新たに追加されたUser-Definedタブをクリックします。
-
ユーザーサブルーチンを定義します。