Control SISOs
SISOsツールを使用して、Control SISOのデータを設定します。このデータは、モデリングされる機構システムに追加の状態変数を付加するために使用できます。
Control SISOの作成
- モデルブラウザで、Control SISOの追加先とするシステムを選択します。
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モデルブラウザ内のシステムを右クリックし、コンテキストメニューから を選択します。
またはモデルブラウザでControl SISOsフォルダーを右クリックして、コンテキストメニューからAdd Control SISOを選択します。またはModelリボンから SISOsアイコンをクリックします。Add Controlダイアログが表示されます。
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Control SISOのラベルを指定します。
このラベルはいつでも変更できます。
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Control SISOの変数名を指定します。
デフォルトで、MotionView内のエンティティの変数名は特定の規則に従います。例えば、すべてのControl SISOエンティティの変数名は"siso_"で始まります。これは、MotionViewでモデルを構築する場合に従う推奨規則であり、モデル編集やモデル操作において様々なメリットが得られます。
- OKをクリックしてウィンドウを閉じるか、Applyをクリックしてエンティティの作成を継続します。Control SISOエンティティをモデルに追加すると、パネル領域にそのSISOのパネルが自動的に表示されます。
Control SISOの編集
Control SISOのプロパティの定義
Propertiesタブでは、Control SISOデータを編集できます。
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現時点でControl SISOsパネルが表示されていない場合は、目的のControl SISOをモデルブラウザまたはモデリングウィンドウでクリックして選択します。
Control SISOsパネルが自動的に表示されます。
- NumeratorsテキストボックスとDenominatorsテキストボックスに係数の値を入力します。
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別の分子と分母の値を追加するにはAppendをクリックします。
Appendをクリックすると、リストの末尾に新しい分子と分母が追加されます。ヒント:
- これらの値の横にあるチェックボックスを選択してInsertをクリックすると、選択したエンティティのすぐ上に分子と分母が追加されます。
- 値を削除するには、リストからエンティティを選択してDeleteをクリックします。
- 追加した分子または分母の値を定義します。
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Static holdチェックボックスを選択します。
ソルバーによる静解析または擬似静解析でControl SISOの状態が変更できないようになっている場合は、このオプションを選択します。それ以外の場合は、このオプションの選択を解除します。
Control SISOの入力の定義
Inputタブでは、コントローラーの伝達関数への入力を設定できます。初期条件の値を入力し、線形、カーブ、または式の値を入力します。
- Inputタブをクリックします。
- Initial conditionsチェックボックスをクリックして、Control SISOの初期条件値を入力します。
- Typeドロップダウンメニューから適切なオプションを選択します。
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選択内容に関連するプロパティを定義します。
Linearを選択した場合は、テキストボックスに値を入力します。Curveを選択した場合は以下の手順に従います。Spline3Dを選択した場合は以下の手順に従います。Expressionを選択した場合は式を入力します。