- Point to Curve(PTCV)
Point to Curveジョイントは、ボディ上に固定したカーブ上をスライドする別のボディ上の固定ポイントで構成されます。ポイントがカーブから外れることはできません。2番目のボディ上のカーブは、3Dカーブにする必要があるので、MotionViewのカーブ(参照エンティティ)を使用して指定する必要があります。
- Curve to Curve(CVCV)
Curve to Curveジョイントは、ボディ上の3Dカーブ上で回転やスライドをする別のボディに固定した3Dカーブで構成されます。これらのカーブは、固有の接触点と、その接触点における共通の接線を持っている必要があります。カーブ間の拘束は、システムの動作時に2つのパート間の接触点が変化するカムをモデル化する場合に有用です。ただし、これらのカーブは、モデルの物理特性によって一方のカーブがもう一方のカーブから離れることが要求される可能性がある場合でも、常に接触した状態を維持してしまいます。
- Point to Surface(PTSF)
Point to Surfaceジョイントは、サーフェスに沿ってボディ上の固定ポイントがスライドするように、そのポイントを拘束します。Point to Surfaceジョイントは、5種類の自由度(瞬時接触ポイントにおける3種類の回転DOFと2種類の並進DOF)を提供します。
- Curve to Surface(CVSF)
Curve to Surfaceジョイントは、接触点における回転3自由度と並進2自由度の合計5自由度を保有します。
- Surface to Surface(SFSF)
Surface to Surfaceジョイントは、ボディ上のサーフェス上で回転やスライドをする別のボディ上のサーフェスで構成されます。それぞれのサーフェスに、一意の接触点が存在する必要があります。Surface to Surfaceジョイントでは、2つのサーフェスどうしの接触ポイントが1つのみで、そのポイントにおけるそれぞれのサーフェスの法線が逆平行になるように、これらのサーフェスが拘束されます。
- Point to Deformable Curve(PTDCV)
Point to Deformable Curveジョイントは、指定したマーカー群の原点を通るカーブに沿ってボディ上の固定ポイントがスライドするように、そのポイントを拘束します。これらのマーカーは別々のボディに属している場合があります。マーカーが空間内で動くと、マーカーの原点を通るCUBICスプライン補間を使用して、曲線が時間ステップごとに計算されます。そのため、カーブはマーカーの移動に伴って変形します。
- Point to Deformable Surface(PTDSF)
Point to Deformable Surfaceジョイントは、指定したマーカー群の原点を通るサーフェスに沿ってボディ上の固定ポイントがスライドするように、そのポイントを拘束します。これらのマーカーは別々のボディに属している場合があります。マーカーが空間内で動くと、マーカーの原点を通るCUBICスプライン補間を使用して、このサーフェスが時間ステップごとに計算されます。そのため、サーフェスはマーカーの移動に伴って変形します。
- 拘束接合
拘束接合は、2つの解析対象形状間の距離、位置の一致、および接触の形態で高次のペア拘束を提供します。形状には、ポイント、ライン、球、円筒、円錐、または平面を使用できます。これらの形状は、ボディとポイントを使用して解析的に定義します。